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熊本県の通勤事情(2023年12月時点)
熊本県の通勤事情をご紹介いたします。
熊本県への転居等、ご参考になりましたら幸いでございます。

全国の通勤事情

15歳以上の自宅外通勤・通学者を利用交通手段別にみると、
・自家用車だけの利用者:2751万人(44.3%)
・鉄道・電車だけの利用者:867万人(14.0%)
・自転車だけの利用者:751万人(12.1%)
となっています。

この結果を10年前の1990年と比較すると、「自家用車だけ」の割合が拡大しています。
・自家用車だけの割合:7.1ポイント拡大
・徒歩だけの割合:3.0ポイント縮小
・乗合バスだけの割合:1.6ポイント縮小
・オートバイだけの割合:1.2ポイント縮小

熊本県の通勤事情

2020年の県内の通勤・通学者:約784千人
 └自家用車(交通手段が1種類のみ):67.5%
 └自転車(交通手段が1種類のみ):9.2%
全国と比較すると、鉄道・電車が極端に少ない一方で、自家用車通勤が多い結果となっています。

熊本県の通勤時間は、片道平均30〜40分の車通勤が一般的となっています。
一方で、熊本市中心部にある役所や県外本社の支店等へ通勤する場合は、路面電車やバスなどの公共交通機関も多く利用されています。

熊本県の交通公共機関の特徴

公共交通利用者は減少傾向にあり、今後も人口の減少等に伴い、将来的に公共交通利用者が更に減少していくことが考えられます。
また、65歳以上の人口増加に伴い、自動車の運転に不安を感じ、公共交通を利用する必要が出てくる方が増えていくことが想定されます。

各公共交通機関の利用者数の推移は、以下となります。
・路線バス(九州産交バス、産交バス、電鉄バス、熊本バス、都市バス)の利用者は、1975年に比べて約4分の1まで減少している
・鉄軌道利用者は概ね横ばいであり、近年は微増傾向にある